「前線画報」の詳細

整理番号 928
識別番号 J149
見出し 前線画報
ふりがな ぜんせんがほう
ふりがなの有無 なし
作成組織 B
使用言語 日本語
絵の色 なし
絵柄 なし
紙の色
写真 あり
本文
【ビラ本体画像1】
前線画報 昭和十九年 一月一日發行

日光中禪寺中宮祠雪景

【ビラ本体画像2】
在支米空軍殆ど毎日の行事たる香港空襲の際の一空偵寫眞、茘枝角の重油槽が盛んに炎上してゐる。

南方か?本土か?
よく防ぐ事は拒いだが、近代火器、爆彈の偉力は如何とも仕難い。ヤルートの東南南七百キロのタラワニ年の防備も數日にして廢墟と化した。戰はだんだん北に移つて行く。

【ビラ本体画像3】
忌はしき戰爭にも亦よい副産物がある。即ち戰友となつて國籍人種を超越することだ。中米兵が仲よくしてゐる。かくして戰爭は一大水平運動となる。

道わるし濠洲兵になんのその 

【ビラ本体画像4】
密林内にも戰車を用ひ對戰車砲を持たない日本側の意表に出た。此の爲十一月廿六日のサテルブルグ續いて十二月八日のクレオ攻略を早めた。