「日本の八紘一宇は世界の八紘一敵である」の詳細

整理番号 778
識別番号 2008
見出し 日本の八紘一宇は世界の八紘一敵である
ふりがな にほんのはちこういちうはせかいのはちこうひとてきである
ふりがなの有無 なし
作成組織 C
使用言語 日本語
絵の色
絵柄 あり
紙の色
写真 なし
本文
【ビラ本体画像1】
日本の八紘一宇は世界の八紘一敵である

欧洲の戰爭は事実上連合軍の勝利に歸して居る。聯合軍は左の八方より軍閥打倒の爲、日本を攻撃するのである。
一、アラスカより 二、亜米利加より
三、中央太平洋より 四、南太平洋より
五、濠洲より 六、印度より
七、欧洲より 八、北大西洋より

自己を保持せよ。
國家を救助せよ。
軍閥を打倒せよ。

【ビラ本体画像2】
聯合軍の連戰連勝
マリアナ群島
サイパン島の侵入戰を昭和十九年六月十一日に開始し、七月八日終了した。日本艦船、各種、八十隻及び飛行機八百三十を撃破した。一万五千の日本市民が解放された。日本兵二万七百二十名が戰死し、一千七百七名は米門に入った。テニアン島の浸入戰を昭和十九七月二十三日に開始し、八月二日に終了した。五千五百四十四名の日本兵が戰死した。
パラオ群島
アンガウル島侵入戰を昭和十九年九月十六日に開始し、九月二十日に終了した。十月二日に軍政府が發布された。ペレリユー島侵入戰を九月十五日に開始し、洞窟内よりの抵抗を除く外、十月二日に米軍に確実に掌握された。ペレリユー飛行場にて日本機百十七を破壊した。モロタイ島を昭和十九年九月十六日に占領した。
比律賓
ダバオを八月七日、十六日、及び九月四日に爆撃し、飛行場、港湾設備、造船所等に多大の損害を與へた。九月三日、比律賓、ハルマヘラ、蘭領印度を空爆し、日本船舶、五十七隻を撃沈、或ひは撃破した。九月八日、ミンダナオ島を空爆し、日本船舶三十二隻を撃沈し、飛行機六十を撃破した。九月十一日より十三日に於て、中央比律賓を爆撃し、日本機百五十を撃墜し、二百七十七機を地上にて撃破した。尚、船舶四十隻を撃沈し、四十四隻を撃破した。
九月二十日、マニラを空爆し、日本機百五機を撃破し、船舶三十七隻を撃沈或ひは撃破した。