「前線画報 昭和十八年十二月一日叢行」の詳細

整理番号 25
識別番号 J.145
見出し 前線画報 昭和十八年十二月一日叢行
ふりがな ぜんせんがほう しょうわじゅうはちねんじゅうにがつついたちはっこう
ふりがなの有無 なし
作成組織 B
使用言語 日本語
絵の色 なし
絵柄 なし
紙の色
写真 あり
本文
【ビラ本体画像1】
前線画報 昭和十八年十二月一日發行

日本人には米、異人さんにはパンだが、パンを焼くには飯をたく水量の一で足り、且つパンは中々腐らず、胃にも良く、おまけにメリケン粉の方が運搬其他始末が良い。

【ビラ本体画像2】
(上)
負傷者の空輸は今や聯合國側での通則となつて居るが、此の爲戰場後方の事は頗る簡單となつた。
(下)
赤十字慰問品到着でムボ・ワウ方面の軽傷患者が配給を受けて居るが、最も喜ばれるものは、矢張タバコである。

【ビラ本体画像3】
(上)
負傷者の空輸は今や聯合國側での通則となつて居るが、此の爲戰場後方の事は頗る簡單となつた。
(中)
之はサラモアだが、此の位空襲の好目標的地点を日本側総帥部がわざゝゝ選んだと言ふ事は人爲か、天意か?
(下)
ニュー・ギニア、ナッサウに於ける米軍砲兵陣地彈藥集積所であるが、砲は十三貫から丗貫の部分に分解し、ラバビアの峻嶮を越えて、推進したものである。
 
【ビラ本体画像4】
(上) 
日本人には米、異人さんにはパンだが、パンを焼くには飯をたく水量の一で足り、且つパンは中々腐らず、胃にもよく、おまけにメリケン粉の方が運搬其他始末が良い。
(下)
ラバウルの大部は煙に包□□て見えぬが、十一月二日の爆撃の状況で手近に見えるのは那智型巡洋艦である。